もう一つの似たような緑の基板のGreenboard(勝手に命名)に対して、こちらは青い基板なんでBlueboard(勝手に命名)

turnip=カブ
だからカブの絵なのね。

ボードのサイト
http://www.micropython.net.cn/

資料などは、
http://www.micropython.net.cn/download/data/175.html
でダウンロード可能だけどでかいので注意。全商品分入っています。
回路図を確認したところPYBv1.0相当っぽい。
Greenboardより新しい感じ。

まあ同じSTM32F405RGT6使ってるんで大きな違いがあるわけじゃないけど。
でちゃんと確認とってないのだけど、サイトとかで公開しているピンアサインはPYBv1.1を元にしているようなので、実は違うかも。確認したら記事修正します。

DFUピンをプルアップする方法でDFUモードに入れない。ファームウェアのアップデートはSTLINK使わないとだめっぽい。PYBv1.0相当の回路でもDFUモード入れるはずだけど、このボードはどこか回路的にミスがあるのか、あるいはSTLINK用のポートをわざわざ用意しているのでわざとかも。
製造元サイトでも新し目のファームウェアが公開されているけど、それにしちゃうとhelp()が全部中国語になっちゃうので、本家からソース貰ってきてビルドしないとならない。本家のビルド済みバイナリはdfuモード用のものしかアップされていないので、慣れていないとちょっと面倒かも。

こちらの方がGreenboadより小さい。値段はこちらのほうが高い。
あとUSB端子はボードの表面に載せるだけの弱いタイプのものがついているので、入手したらまず半田し直すべき。

この写真はピンの色が赤ですが、本当は黄色です。入手時は2列なのに1列のピンを使っていて、さらにガタガタになってて気に入らず、全部はずして別のピンを付け直しました。手持ちの2列のピンが黒か赤だったんけど、裏の絵をみて人参なら赤だろうと思って赤にしました。カブと気がついたのはつい最近wあと4つのネジも標準では付属してません。

開発元?
電子技術有限公司山東大根
http://www.turnipsmart.com/

作りはそれほど悪くないです。中華系開発ボードの特徴として、英語情報がほとんど無いもの。つまり中国国内向けで生産している企業のボードはそこそこまともな場合が多いです。Arduino互換系とかESP系とかの国外にも向けているものは質が悪い場合が多いです。おそらく前者は企業としての歴史があるため経験もあり、また完全実用向けであるためまともなものが多いのだと思います。後者は新興企業系が多くノウハウが浅かったり競争が激しいということもありクオリティが低いのかもしれません。

 

 

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