Aitendoでセールになってたのを購入。かなり前からセールだった気もする。前はイラナイなあと思ってたけど実物見てたら、SDスロットあるし、ユーザーボタンとユーザーLEDは4つあるし、ブザー付いてるし、可変抵抗が2つ付いてるし、USBシリアルチップ搭載されててUSBポート2つあって、これは意外と面白いんじゃないかと思ってしまい購入。同等な中国ボードに比べると少し高いけど、まあこの値段なら良いかな。

通販ページはこちら。
http://www.aitendo.com/product/5414
もう在庫は多くないようだ。店頭でも残り数枚状態だった。

これaitendoって書いてあってオリジナルボードのようにみえるけど、どうも中国製の基板にaitendoって入れてるだけっぽい。OEMというべきか。下記がその中国製ボードの写真。


こちらは、LEDはは普通のスルーホールパーツ使ってますね。多少リビジョンが違うとかはありそう。
いずれにしても一部コンデンサ、電源LEDでスルーホールパーツが使われている。

MCUはSTM32F103VET6です。
クロック:72MHz
SRAM;64KB
FLASH:512KB
というスペック。
基板の大きさは、Black F407ZEとかこれと幅がほぼおなじで長さはさらに3cmくらい長い。大型ですね。

回路図はAitendoのページで公開されている。バラバラなので見にくい場合があるので、適当にまとめてみた。

これなら本家見たほうが良いかもw
詳しく追ってないんだけど、おそらく全ピンが外に出されていない。LEDとか使われているピンは外に出されていない場合があり、一部がジャンパーで切り替えになっている。まあ実質問題ないけどたまに困る場合があるにはある(間違ったピンアサインをした場合のデバッグとか)。

UBSシリアルはPL-2303HXを使用。Macだと認識された。ドライバーをインストールしたような記憶が無いので標準で入ってるのかな?以前にインストールしたような気もするけど。以前購入した
https://www.mac-usb-serial.com/
を思い出して、現在はこちらを導入中。以下のものらしいので自分でビルドすれば買わなくても良いかも。(オープンソースなので探せばどこかでビルドされているものもありそう)
https://github.com/bjarnoldus/mac-osx-pl2303
僕はCH340G用の方を購入したのだけど、購入者はどちらのドライバも使えるらしいってことでせっかくなので導入。
Win10では公式に非対応とされているけど、ここのドライバーを入れるとちゃんと動きます。
http://www.ifamilysoftware.com/news37.html

珍しく他の写真もアップしておく。案外良く考えてるのかというか実験用としては良さそうな作りになってるのがわかると思う。

Arduino化の話

STM32F103系ということはSTM32Duinoとして使いやすいはずで、STM32Duino Bootloaderも導入できるはず。結果からいうと導入できたんだけど、該当するプリビルドのバイナリがなく自分でビルドしたり、variantも自分で調整する必要があっていろいろ大変でした。
ながくなりそうなので別記事にまとめます。

 

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