Kicksterterで資金集めていたボードが届いた。
https://www.kickstarter.com/projects/rabidprototypes/pixel-20-the-arduino-compatible-smart-display
見ての通りカラーOLEDが搭載されている。
OLEDは1.5インチの128×128の解像度で16bitカラー。ドライバーはSSD1351。
MCUはAtmel ATSAMD21G18 でARM Cortex M0+ で48MHz、Flash 256kB、SRAMは32kB。
Arduino/Genuino ZeroのBootloaderが乗っているのでZeroの互換機と言うことになりますね。
回路図はこちら。
http://rabidprototypes.com/wp-content/uploads/2017/11/Pixel2.0-Schematic.png



STM32F103とか載せてくれれば良いのにと思うけど、まあ純正Arduino互換機として作ったほうが動作の確実性は高いし、普通は使いやすいと思う。(個人的にはCortex-M3/M4だったらと思うのですが)

SDカードスロットも載っているのでまあ、色々取り回しは良さそうです。
ちなみ作りもちゃんとしてます。

デモプログラムも書き込まれているんだけど、試しに同じデモスケッチを書き込んで見ようとしたらAdafruit SSD1351用のライブラリでエラーが出て失敗。パッケージでインストールしてたので、それを消してGithubから直接ダウンロードし直したら成功。ライブラリもバージョンアップで最適化も進んでいるのか、最初にインストールされていたデモよりFPSが上がってました。デモもスピードアップしてるのがわかる。

Arduino UnoとかNanoとか使っててもう少しパワーあるやつが欲しいし場合には良いかも。
今は開発元でも販売しているようです。
http://rabidprototypes.com/product/pixel/
高い気もするけど、ZeroとカラーOEDを買うよりはかなり安いんじゃないかな?カラーOLEDって結構お高いので。
造りは中国製ボードに比べると全然良いです。

Share