開発ボードなどでUSBシリアルにCH340Gというチップが使われていることは多い。

中華製Arduino互換品に多いが、ESP8266/ESP32関連でもたまに使われている。
最近のWindowsだとドライバーはOSに含まれているようで、PCに接続すれば勝手にインストールされようだ。

macOSの場合は、ユーザーがドライバーをインストールする必要がある。
ところがSierraだと本家のドライバーだとちゃんと動かないことが多いようだ。
(一応、Sierraに対応している事になっているようだが)
僕の環境だとカーネルクラッシュしてしまう。Arduino Nano互換機を愛用しているのでこれは困る。

そこで何か対策方法がないか調べてみたら代替ドライバーがあるようだ。
試してみたところ問題なさそうなので紹介する。

無料のものだとこちらが使えると思う。
https://github.com/adrianmihalko/ch340g-ch34g-ch34x-mac-os-x-driver

有料のものだとこちらが使えた。€7.90(千円弱?)
https://www.mac-usb-serial.com/
PL-2303にも対応している。
作っている人(会社?)はこちら https://www.repleo.nl/

Sierra以外で問題がある場合や、PL-2303も使っているという場合は後者の方が良いかもしれない。
一応サポートもあるし。

長時間使った場合の安定度など未知数な部分はあるけど、今のところどちらでも問題無さそう。

 

[参考情報]
本家のドライバーはこちら
Windows
http://www.wch.cn/download/CH341SER_EXE.html

Mac
http://www.wch.cn/download/CH341SER_MAC_ZIP.html

Linux
http://www.wch.cn/download/CH341SER_LINUX_ZIP.html
Linux版はソース込みなので、自分でビルドすればRasberry Piでも利用できます。

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