ElecrowによるオープンハードなESP32ボード。
AliExpress.com Product – Elecrow ESP32 IOT Development Board ESP-WROOM-32 Lua WIFI Bluetooth NodeMCU IoT Programable Wireless Module Integrated Circuit
充電池が使えて充電もできる。充電管理はMicrochipのMCP73831/2というICで行わている(中華製ボードでよく使われているTP4054というICはこれの互換か)。過放電保護は行われていない?っぽいので注意が必要かも。Adafruitのように充電池の電圧を計れるようにもなっていない。

LOLIN32は電源周りが少し複雑というかいろいろ考慮されているようで、USBから給電と充電池からの給電/充電でおかしくならないようになっているっぽいが、このボードは極めてシンプルなのでちょっと危険。USB側に何か接続していて、かつ給電はしていない場合、充電池からの電気がUSB側に流れ込むので、UBS側に保護回路が入ってないと壊れる可能性がある。一応USBからの給電時は充電池は消費せず充電のみとなるようになってはいるようです。これも充電池はバックアップ用という感じなんでしょうね。

本家のWikiページ。回路も公開されている(Eagleファイル)
https://www.elecrow.com/wiki/index.php?title=ESP32_WIFI/BLE_Board_v0.9
DPF化した回路図を置いておきます。
ESP32S WIFI BLE Board v1.0

それ以外はシンプルなEPS32のボード。
自分でPCB製造や実装サービスをやっているElecrowだけあって、ボードはまあ良く出来てると思います。色が赤ってのも良い。ただ買うなら電源周りがまともで安いLOLIN32の方が良いと思うんですよね。

 

Share