STM8S105C6T6搭載の評価ボード。RSオンラインで購入。990円也。
https://jp.rs-online.com/web/p/processor-microcontroller-development-kits/7056031/
リリース当初かなり安価で出回って、ST-Link部分を流用するため流行ったらしい。
sduinoとかで試すため今更ながら購入。

STM8S105C6T6の基本スペックとしては、

  • クロック16MHz,
  • Flash 32KB
  • EEPROM 1KB
  • RAM 2KB

という感じ。Arduino UNOとかのatmega328pに近い。

ST-Link部分は、現在スタンダードなv2ではなくてv1なので注意。さらにコイツのUSBはST-Linkだけじゃなくてストレージとしても見えるようになってて(macOSだと表面上は見えないっぽい)、サイトへのリンクとかが置かれている。これが結構厄介で、STマイクロエレクトロニクス純正ツールだと正常に動くのだけど、他のstm8flashとかだとストレージ部分が悪さをしてうまく動かない。sduinoで使う場合は、ST-LINK部分を無視して別途ST-Linkを使うか、ボートローダーを入れてUSBシリアルで使うかとなる。結構面倒なのだ。

STM8系ではソコソコのスペックで試しやすい機種なんだけど、ちょっと取り扱いにくい機種でもある。

ST-Link部分のファームを入れ替えて標準的なST-Linkとして使うという手もあるようですが、その場合でもマイコン部分と切り離して使うことになると思われます。

まあ、わざわざ買うより、昔買ったのを引っ張り出してきてsduinoで使うというのが正しいかもしれない。

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