韓国のHardkernelというところのODROIDシリーズのESP32搭載のGameboy型ボード。
ODROIDシリーズは元々はAndroid搭載のオープンハードなゲーム機から始まって、最近ではRaspberry Pi人気にあやかったシングルボードコンピュータがメインです。XU4とC2は僕も持ってます。
ODROID-OGは、ODROIDシリーズの10周年記念モデルのようです。元々のGame機コンセプトに立ち返った感じですね。$32なんで安い!
写真はすでに組み立て済ですが、一応キットになっており自分で組み立てる必要があります。非常に良くできてて、何も見ないで組み立てられるはずです。半田付けも無いですし。届いたパーツ見て、どういう順番でどう組み立てらるべきかか見通しが立たないようなら、逆にまずいかも。そのくらい良く出来てる。
ディスプレイの取り付けはちょっと注意が必要かも。指紋とかつけてしまうと面倒なので。あとは問題ないでしょう。
基板は一枚でESP32-WROVERが搭載されている。基板も良くできてる。中華系になれてしまうとこれで$32なんて安すぎる!
Gameのエミュレータのファームウェアがプリインストールされており、SDカードにROMデータを入れるとゲームができます。ファミコンとかGameboyとかGameGearとかいろいろな機種に対応しているようです。ゲームに疎いんでよくわかりませんが。
あとはArduinoにも対応しています。一部GPIOとかも外出しされているのでゲーム以外でも楽しめそうです。ただしGPIOからの電源供給は、USBポートから本気に給電しているときしか出力されないという仕様のようなので注意。せっかく充電池内蔵なんで多少電池の持ちが悪くなるとしても、USB接続してなくても外部給電できるようにしてほしかったなあ。
その他、細かい情報はWikiをたどると入手できる。
https://wiki.odroid.com/odroid_go/odroid_go
回路図とかArduino用のライブラリは、Githubから入手可能。
https://github.com/hardkernel/ODROID-GO
回路図を把握すれば必ずしも専用ライブラリを使わなくても大丈夫です。
エミュレータの最新ファームウェアはこちら。
https://github.com/OtherCrashOverride/go-play/releases
ソースも公開されていますが、ビルド済みバイナリを使うほうが簡単かな。
最近のファームウェアはSDカードからのアップデートにも対応しています。このあたりは随時アップデートしているのでフォーラムの情報を参考にする必要があります。
https://forum.odroid.com/viewtopic.php?f=159&t=31348&p=229213#p229213
#対応ゲーム機も増えつつあるようです….
単純にESP32ボードと考えればMicroPythonも使えると思います。
M5Stack人気も高いけど、ボードとしてはこちらのほうができが良いしやすいので、これもアリだと思います。
コメントを残す