vcc-gndな雰囲気があるが違う。このボードと似たような大きさだが、こっちは正方形なのでやや大きく感じる。
AliExpress.com Product – STM32F103RET6 ARM STM32 Minimum System Development Board Module For arduino Minimum System Board STM32F103C8T6 upgrade version
中国製STMボードの殆どは、自国内向けで中国語情報は充実しているが英語とかだと全く情報が無いというパターンが多いが、これもそれ。
シリーズ化されているボードのようで、全く同じ基板でMCUだけ違う4種類があるようだ。STM32F103のR8T6、RBT6、RET6(今回のボード)、RCT6というラインナップ。MCUに応じて微妙に値段も違う。

http://anoda.cocolog-nifty.com/mad/2011/12/stm32-stm32-9f2.html
ここみるとSTM32シリースの型番の読み方がわかる。
この4つの中ではRET6が良いかな。
RET6は、Cortex-M3 72MHz、Flash 512KB、SRAM 64KB ですね。
それ以外の機能的にはそれほど大きな違いはないかと。

なんとかして回路図を探し出した。
https://pan.baidu.com/s/1ge8tRub
ファイルは134.4MBある。
シリーズの全てのボードについての情報がまとまっているのと、サンプルのソースコードが大量についていて、それがでかい。マニュアルは、KEILを中心とした各種デバッグツールの説明がメイン。やばい情報が含まれているのだけど良いのかな?
回路は、普通かな?とくに凝ったことはしていない(する必要もない)けど。
強いて言えばVDDAに3.3Vをそのまま入れてるんじゃなくてRCフィルター通してノイズ乗りにくくしてるってところ?普通はそのまま3.3Vを入れてる場合が多い(一応パスコンは入ってたりするけど)

この手の中華STM32ボードは結構、機能を盛り込んでいるんだけど、こいつはシンプル。EEPROMとかSDカードスロットとか無し。裏にRTC用の電池スロットがあるくらいか。(写真の電池は自分で入れた)
目立つスイッチはUSB経路の電源ON/OFF。(なぜか回路図では省かれている)
GPIO以外にJTAG、UART用のポートがついている。
JTAGポートの近くのスイッチがRESET。モード切替はDIPスイッチ。
実装はしっかりしている。シルクで明朝系フォント使われるの嫌なんだけど、こいつは目立たないほうかも。

STM32Duinoのbootloaderを導入しようと、回路図のLEDのピン番号をしらべたらPB11。
プリビルドされているバイナリではPB11が無い!仕方がないので、設定ファイルやらを見よう見まねで書き換えて自前でビルドしてみたら動いた。一応Arduino化できて動いている(今のところ)。アップしても良いけど欲しい人なんているかな?

非常にシンプルだけど、SDスロット位あればなあという気も。VCC-GNDのやつより少し安いのでシンプルな方がよければ買っても良いかも。

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