ESP-WROOM-32モジュール搭載ボードとしては、ちょっと前まではこれが一番流通していたと思います。 このボードは、LuaNode(https://github.com/Nicholas3388/LuaNode)というESP8266/ESP32上でLuaを動かすというプロジェクトに関連したボードということのようです。ボードはDOIT社のもので、LuaNodeもオープンソースではありますが、メイン開発者はDOIT社の人のようです。
AliExpress.com Product – Official DOIT ESP32 Development Board WiFi+Bluetooth Dual Core Ultra-Low Power Consumption ESP-32 ESP-32S ESP 32 Similar ESP8266
ちなみにLuaNodeはNodeMCUというプロジェクトとは別物です。 この写真はオリジナルとは異なりピンを交換しています。購入したらよくある中華クオリティでピンが曲がっていたため全てはずして別のピンに差し替えました。基板の実装自体は問題ないと思います。



回路はNodeMCU系の回路 (予備)ですね。SD用のピンは表に出されていません。ESP-WROOM-32のデータシートを見るとSDピンは内部のSPI Flashとつながっているので使わない方が良いよと書いてあるので、実用上問題はないのかもしれません。ただ開発ボードとしては全ピン出てたほうが安心とも言えますが。
回路図を見ると右下のESP-12Eとあります。このボードはESP-WROOM-32が流通しはじめてすぐ出たので、ESP8266のNodeMCUボードの回路をもとにESP32用にしたと想像されます。そのためESP32として必要な回路にはなっていないところなどあります。

NodeMCU系回路って電源周りの回路があまり良くないので、USBでPCとかと接続し電源供給は外部からと考えて接続すると壊れるので注意です。(Switch-SienceさんのESPr DeveloperのVer3だと問題無さそうですが、DevKitCも怪しい…)

このボードもDevKitCがリリースされた今となっては、わざわざ買う必要はないかもです。次のバージョンも準備されているようですが、未だリリースされた気配はありません。

関係ないですが、DOIT社のこのボードもちょっと面白そうです。
http://www.wifimcu.com/

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