なんとなく名前を知ってるであろうDFRobotのFireBeetle ESP32というボード。
最近だとLattePandaというボードで有名かな。
勝手にDFRobotみたいな名前付けたコピーとかも多いような。

これは純正です。
ぱっと見、最近はやりなリチウムイオンポリマー電池の充電とかに対応してるというけど普通のボード?という感じですが、よく見ると変です。
ESP32のモジュールがESP-WROOM-32と書かれているもののオリジナルのものようです。単純にカバーを変えただけと思いきや、内蔵Flashが8MBと通常の倍です。Revisionは0だったもののそれ以外は普通のようです。で、このカバーも外せるんです!

こんな感じ。まあ見えたからなんなの?って感じですが。
USBシリアルのチップはSTM32F042F6P6というCortex-M0のチップが使われているっぽいのです。プリプログラムされ変更できるようにはなってない模様。この手のボードではあまり見かけないやり方ですよね。

充電管理系はLTC4056のセカンドソースらしきTP4056。よく見かけるチップです。
ボタンはResetのみ。
LEDは充電用とユーザーLED(GPIO09)。

写真でもわかるけどキレイにパーツを整列させている。つくりは中華製ボードという括りではかなり良い方だとは思う。GNDプレーンはベタではなくメッシュ方式。基板も厚め。

幅はブレッドボードで一列だけ空くパターン。
足長ソケットと通常のピンの2種類が付属してました。スタックできるシールドやベースボード的なものもリリースされてるからでしょう。(あまり種類無いけど)

 

本家のWiki情報はこちら。
https://www.dfrobot.com/wiki/index.php/FireBeetle_ESP32_IOT_Microcontroller_(Supports_Wi-Fi_%26_Bluetooth)_SKU:_DFR0478

回路図はない模様。上のWikiだとArduino IDEで利用する場合、ボードマネージャーを利用する方法が紹介されているが、今はESP32本家側の方でFilebeetleがVariantに追加されているのでそちらを利用するほうが良いでしょう。

面白いとは思うんですが、高いしオススメとまではいかないですね。

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