MCUに8ビットマイコンATmega328Pを搭載したミニシンセ。
ALTOIDSというミントの缶にはいるサイズ。だからMintySynth。日本だとフリスクケースを電子工作で使うという作例は多いけど、海外だとALTOIDSの缶を流用というのが多い。どちらもミントというのは奇遇かw

ATmega328Pが搭載ということはArduino化されているということです。USBシリアルは搭載されてないですが、USBシリアルアダプターで自分でプログラムを書き換えできます。ということはArduino Pro相当?と思ったんだけど、僕が試した限りボードの種類はUnoじゃないとうまく書き込めませんでした。

これは、キットです。ATmega328Pには予めブートローダーとプログラムが書き込まれていますので、組み立てるだけですぐ音出しできます。缶だけは付属していません。基板とパーツとカバー的なアクリルがキットのセットです。

組み立ては自分ではんだ付け必要ですが、いたって簡単。ただパーツの組わせとかよく考えられているなあと感心します。

キットを購入しても詳しい情報は付いてこないので、サイトで探しましょう。詳細な組マニュアルがあります。サウンドのデモもあります。

https://mintysynth.com/

コントロール類は、4つのツマミと4つボタンとCdSセンサが付いています。CdSセンサは間の蓋を開け閉めしめすると効果を試せます。なるほどね。

デフォルトのプログラムは、4ポリで簡単なシーケンサ付きのもの。
基本はArduinoなので自分でプログラムを作ることもできるし他のシンセエンジンを使うこともできます。Mozziも使うことができました。
http://sensorium.github.io/Mozzi/
MintySynthとMozziではサウンド出力のピンが異るのだけど、MintySynthはジャンパーで切り替えできるようになっているので問題なし。Mozzi学習マシンとしても使えます。

自分でも簡単に組めるような回路だし、ちょっとお高いカナ?(4000円くらい)という気もするのだけど、ちゃんとパッケージになっているのでソフト部分に集中しやすいので良いのではないかと。

ちなみにALTOIDSの缶は持ってなかったのでスイッチサイエンスさんで同等品を購入しました。

プレーンな缶でちょっとさみしいので猫のシールを張りましたw微妙….

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